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2006年6月26日 (月)

眼科で紹介してもらった神経内科

心の頼りに(勝手に)していた眼科の先生から紹介していただいた神経内科の予約の日。

そこは、地域的にも神経性難病の方が多く、それは発症率が高いのかそれとも名医が多くて移り住む方が多いのかは分かりませんが、ともかく、難病を患ってる方が多い地域で、診察を受けに行ったその日も、

他科とは全く様相が違う混み具合で、予約していたにもかかわらず2時間遅れの受診でした。

診察室に入ってきた私の姿を見た先生は、「どうしてここに来たの?」といわんばかりの表情。前後に受診してる方の症状から考えても無理はありません。

紹介状を読み、先日の総合病院と同様に、テキパキテキパキと目の下を見て、冷たい鉄の塊をあちこち当てて、指を目で追わせ、ひざをたたき…

「何もないと思うけど…CTとったって事だから、念のためMRIとります?どうします?」

とりあえずお願いしました。2時間待ちの3分診療。

後日MRI撮影、その数日後に再診をうけました。

診察室に入ったとき、やはり先日の総合病院の先生と同様、先生はMRI画像を眺めていました。

そして、一言。

「あー・・・・きれいだぁ・・・・」

安堵の感情のこもった声でしみじみとつぶやかれました。きっと、重篤な方をたくさん看ておられるから、本音だったのでしょう。

結果、異常なし。偏頭痛かもしれませんとのこと。視野が欠ける事も、偏頭痛の場合よくある症状だと説明を受けました。

そして、「それ以上のことは僕の領域外。ともかく、紹介もとの眼科の先生に所見は戻しておきますから、しばらく様子を見て、同様の症状がでたらまた相談してください。結論は、経過観察、ですね。」

その待合室に並んでおられる方々の姿を思い出し、診察室を出るときに思わず

「お忙しいところ、お手数をおかけいたしました。」

口をついて出ていました。

その病院には、もっと重篤な神経性難病の方がたくさんくるところ。前の総合病院も、脳外科で有名な、超急性期病院。両方、もっともっと深刻な方がたくさん来る病院だから、私みたいな症状ごときには先生もかまってられないよ…

と、理性で整理しようとしても、この違和感が治る訳でなく、それを受け取ってくれる所はどこなのか不安が膨れ上がり、そこに来て、あまりにもあざやかに淡々と「処理」されたように感じた診察に、

知らず知らずの内に傷ついていて、更に不安感を爆発直前まで追い込まれた自分の精神状態を、

たまたま立ち寄った駅のトイレで個室に入った途端に、出てくる涙と嗚咽で自覚しました。

「それじゃ、なんなん?この痛みは?この違和感は?日に日に悪化してくるのはどうすればええの?この先、どうなっていくん???」

自分でも止められない不安感やら焦燥感やらやり場の無い感情で、しばらく駅のトイレでうずくまって泣き続けていました。

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