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2006年9月18日 (月)

紹介元の先生から聞いた興味深い話

今、毎月状況観察と共に頼りにしている病院の整形外科の先生。

もともとは、いつも痛い左半身の事ではなく、突然夜中に右足の付け根が痛み出し、朝が来ても痛みが増す一方で、なんとか会社まで入ったものの仕事にならず

駆け込んだ病院で受診したのがきっかけだったわけですが、

その際に、それまで病院ショッピングを繰り返し、「異常なし」という結果しか出ず、痛みは増す一方であることも相談したところ、それ以来、初診時の右足が直った後も面倒を見ていただいています。

私が「もしかするとこの症状は“線維筋痛症”じゃないか?」と恐る恐る効いてみても真摯に受け止めていただいて、その症例を積極的に対応している病院を紹介していただき、

その後も、1ヶ月に1度、定期受診しています。

その先生からお聞きしたお話なんですが、

最近、医療界でも「痛み」に対する捕らえ方と治療方針の見方が変わってきているそうです。

これまで「痛み」があると訴える患者に対し、原因が見つからなければ「心身症」というカテゴリーに入れて「精神科」医師の領域へバトンタッチする傾向だったところ、

「脳」の仕業である、という考え方をあらゆる科目の医師ももつことが求められているようになってきている流れだそうです。

幸いなことに、医師同士の(なにかは分かりませんが)研究グループに紹介していただいた先生がいて、その先生は「痛み」という感覚に対してとりくんでいたという事で、

恐らく、そういった話が研究グループの中でもよく交わされていたので、

初診のきっかけだった右足が治った後も、左半身の痛みに対して熱心に関わってくださったのだと思います。

で、その「痛み」なのですが、治療法のひとつで試みられている事があるそうで

(紹介元の先生はその具体的方法をご存知ではないそうですが、)

たとえば脳梗塞を起こして感覚が麻痺している半身に常時痛みを感じる、という方だったり、

腕や足などを切断してしまい実態としてないはずの腕や足に痛みを感じる、という方への、

「痛み」へのアプローチ方法として試みられているのが、

「痛くない」など、とくに違和感を感じていない体の部位の「感覚」を、違和感を感じている部位まで広げて「痛み」などの違和感を和らげて行こう、

という方法があるそうです。

紹介元の先生いわく、

「その方法が今のsarusaruさんにふさわしいと思われたら恐らく、その先生もその方法を治療法として取り入れておられると思うのでお話されるでしょうし、

そうでなかったら、お話にも出されないと思います。」

とおっしゃられ、結局週末に受診した際には話にはでませんでしたが。

しかし、そのお話を紹介元の先生からお聞きしたとき、

考え方が私が別にお世話になっている針灸院の先生に行ってもらっている施術のひとつである、「トレガーアプローチ」と同じだと感じました。

トレガープローチというのは、

1960年代にアメリカのミルトン・トレガー博士によって開発されたボディ・ワークで、「動きの再教育法」と呼ばれている方法、
アメリカやヨーロッパでは、アスリートの能力開発や、事故や病気のリハビリテーションに有効なワークとして、かなり普及しているそうなんです。

その考え方は、正常である部分の感覚的な領域を、体を揺らす・撫でるなどの施術によって、不快感を感じて動きが制限されている部分にまで広げていこうというものだそうです。

体に対する施術によって自律神経系にアプローチして、自律神経が筋肉の緊張・弛緩といった動きを正常に行えるようにしていこうというもので、施術の視点はメンタル面や自律神経系にあるそうです。

私の稚拙な説明では不十分なので、ご興味のある方は下記HPをご参考ください。

日本トレガー協会準備会HP →  http://www.trager-jp.com/

私は、たまたま針灸院を探していて、その先生がこのトレガーアプローチを取り入れておられた事から受けることになりました。

いずれにせよ、西洋医学の分野でも「痛み」という感覚に対しての捉え方が変わってきているという事は、病院ショッピングを繰り返してこられて、それが更に心身ともに追い討ちをかけるような状況に陥っている方(私もそうでした)にとって、明るい兆しのように感じました。

「痛み」って、客観的には理解されないですもんね。

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